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『大金持ちをランチに誘え!』

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『大金持ちをランチに誘え! 世界的グルが教える「大量行動の原則」』ダン・S・ケネディ著を読了。2007年出版の本だが、とあるブログで勧められていたので読んでみた。

以下、本書より内容抜粋
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・ダン・ケネディ流 稼げるプロになるための速習七則
(1)業界紙・専門誌のバックナンバーを最低一年分読むべし
(2)業界紙・専門誌の広告に問い合わせを出すべし
(3)当該分野の第一人者、成功者、有名人を探すべし
(4)「大御所」たちの書いた本を探すべし
(5)業界団体やクラブに参加すべし
(6)ワークショップ、セミナーに参加すべし
(7)周到な下準備をすべし

・ある人の経済的な成功からゴルフ・スイングの正確さまで、あらゆるものは潜在意識のなかの極めて詳細な『自己イメージ』によってコントロールされている。この自己イメージの大部分は、子ども時代のプログラミングと経験によって形成され、その後自己内対話を通じて強化されていく。

・私たちには、「実際の限界」の実線の枠と、その内側の「自分が設けている限界」の小さな世界の点線がある。点線の内側の世界を作っているのは、「自尊心」「自己イメージ」「自信」「自制心」の否定。点線の中で、ほかの点よりも太く黒々としている大きな一つの点を打ち壊すことができたら、点線の世界そのものが消えてなくなる。

・金銭的な意味合いでは、自分の費やした時間やノウハウ、サービスに対してどのくらいの価値を置くか、思い切って要求し、どのくらいを手に入れるかを左右しているのが、おそらくこの点線。この世界を外側に押しやるたびに、収入はほうっておいても増える。そして劇的に増やしたかったら、点線の中でも一番強そうに思えるところを押すこと。

・分析的思考と直感的思考を統合し、「脳全体で考える」必要がある。
「今日の現実に対処するために、いま新しい思考法が必要だ。我々の主観的(直感的)反応は、客観的(論理的)反応よりも、感度がよく素早い。頭とはこんな風に働くものなのだ。—まず感じ、それからそれはなぜかと論理的に考える」(ジョナス・ソーク博士)

・私はしょっちゅう、ひらめきの言うとおりに行動する。そして多くの場合、良い結果を得る。

・われわれの脳は、心のなかに抱いている潜在思考によって、一種の磁力を帯びるようになる。そして、その磁石は、だれにも見当もつかないやり方で、その潜在思考の性質にあった力や人、境遇を自分に引き付けるのだ」(ナポレオン・ヒル)

・この「潜在思考の原則」をモノにできれば、どんな目標に向かっても、その達成を劇的に加速できる「スーパーチャージャー」を手に入れたことになる。そうすると、内なる助言者は直ちに行動に取りかかり、記憶や経験、普遍的な知恵へのつながりといった、潜在意識に存在している莫大な資源を総動員する。それが「直感」の正体。

・事業や組織に、実はマスター・マインド・グループがあって、重要な役割を果たしていることに、外部の人は気づいていないことが多い。しかし、ほとんどの成功の陰には、日夜懸命に働いている2~20人ものマスターマインドの連合体がある。

・「自分のアイディアをどう思うかと10人に尋ね、10人全員が反対するようなアイディアがあれば、それこそ最も投資に値すると評価する」(ウォルト・ディズニー)

・「あなたに○○はできない」(または専門家なしにはできない)」としか言わない連中には要注意。言うべきことは厳しく言うが、常に「できる」ことを一生懸命考えようとしてくれる人を探すほうがずっとよい。そういった人たちは、あなたの成功をうらやんだり嫉妬したりしないだけの「大きな」器の持ち主でなくてはならない。自分が知らないことをわきまえる賢明さと、わからないことはわからないと言える自信の持ち主でなくてはならない。

・自分のアドバイザー・グループには、自分と同じ分野で活動している人と、それ以外のさまざまな分野の人の両方がいたほうがいい。最後に、意見を求めたり考えたりしているうちに、どこかで決断して、行動しなければならないときがある。

・成功という椅子を支える三本脚は「情報」「助言と人脈」「決断と行動」。この中で「助言と人脈」は、時間をかけて丹念に育て上げることで初めて実際に役に立つものとなる。自分自身の人脈を築き、「この人の判断や支持に頼ることができる」という人たちの「頭脳ネットワーク」ほど役に立つものはない。

・考えるべき問い
  1. 市場での自分の価値を大きくするために、自分は何をするだろうか?
  2. 現在の雇用主(もしくはクライアント、顧客など)に対して、見た目にわかるほど自分の価値を大きくするために、自分は何をするだろうか?
  3. 将来の雇用主に対し、自分の価値を大きくするために自分は何をするだろうか?
  4. 自分の価値を大いに高めて、解雇される可能性が最も少なく、高い競争力を持つために、自分は何をするだろうか?

・1年、3年、5年後、今の仕事が見た目にわかるほどその価値が大きくなることはない。あなたの価値は、まったく変わっていないか、自分自身の力で大きくなっているか、のどちらかである。それしか道はない。この厳しい現実は、すべての大人が一刻も早く理解すべきもの、そして若者には一人残らず教えてやらなくてはならないもの。

・「たいていのにコーチにわかっていないことがあるんだ。一年を通してバスケットコートの外で、地域や全国メディアを相手にやること。つまりプロモーション活動は、コート内での働きと同じくらい重要だってことさ」(ビル・フォスター)

・いつだって、売り込みによって成功した人たちを最もうるさく激しく批判するのは、自分では売り込みをしようとしない人たち。
パットン将軍は、同僚の多くから恥知らずで自己顕示欲の強い売り込み屋だとみられていた。マドンナは、デビューしてからこのかたずっと、才能もないくせに自分を売り込むことだけは上手なやつとあざけられている。ドナルド・トランプしかり。

・解決すべき問題があるのだったら、可能性のある解決策を一つ実行するのではなく、同時に10も20もやってみるのだ。お金や成功が自分のところにやってくるためには、方法を多角化するために行動すること。問題解決も同じ。一つではなく、いくつもの解決法を考えて実行するのだ。新しい情報を得る方法や人間として成長する方法も、同じく多様化すべき。

・まず、ひたすら耐え抜くこと。ただ辛抱強かったということで、失敗が成功に変わることもよくある。アーネスト・ヘミングウェイは、『老人と海』を200回も書き直し、『武器よさらば』の結びを44種類書いたと言われている。少しずつ異なったアプローチを試し続けること。やり続けることである。

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内容抜粋終わり

一言でいえば、"Just do it."

by over_the_hills | 2021-01-29 09:23 | Books | Trackback | Comments(0)


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