|
毎年開催される「サッカーマガジン 雪印メグミルクカップ全国レディース大会」に参加するため、ゴールデンウィークは菅平へ。前にいたチームでも私が入る前は行ったことがあるらしく、「菅平はいいよ~」と、話には聞いていた。今のチームでは恒例行事となっている。とにかく大人になってから合宿なんて行くのは初めて。さすがに、連休中に家族をほったらかしにして一人でサッカー合宿に行くのはどういうものかと...一応気兼ねはしたものの、でもぜひとも行きたい!ということで皆さんの理解を得て(?)行かせてもらった。感謝。
合宿自体は2泊3日のスケジュールで、前の晩の夜中に車で出発。出るときは土砂降りでどうなることかと思ったが、現地についたころには曇り空になっていた。高原なので気温は低く、寒いくらい。選手団(?)がぞくぞく集まる。車体に書かれたチーム名を見て「お~」となったりする。なでしこの熊谷紗希や鮫島彩、京川舞を輩出している去年の優勝チーム、常盤木学園も来ているようだ。全部で78チームが参加。まずは抽選で3~4チームずつのグループに分かれて予選リーグ。その結果で上位・中位・下位の各トーナメントを戦う。中高生のチームが多い。そして、皆さん上手いです。 初日は2試合やった。そのうち一つは霧がすごくて、前半の途中で試合中止となってしまった。霧が一番濃いときはちょっと先も見えないくらい...残念。山際のピッチだったからか?20か所以上ある会場グラウンドはあっちこっちに散らばっていて、地図を見ながら車で移動する。メグミルクカップ以外でも菅平のそこら中でサッカーが行われていて、サッカー天国のような不思議な光景であった。 トーナメントは2回戦まで行った。敗退したチームは3日目はフレンドリーマッチを行う。2試合やって、二つ目はほんの10分ほどだったが、最後は自分たちで采配を決めて、普段やらないポジションにチャレンジ。私はセンターバックをやってみた。 去年の帰りは渋滞に巻き込まれて大変だったらしく、今年はなるべく早く出発しようということに。ソッコーでシャワーを浴び、支給された弁当は車内で食べることにし、荷物と人をギュウギュウ積み込んで帰路に就く。ここで10分、15分早く出るかどうかで大きな差が出るらしい。 めでたく3時台には東京に着いた。こんなに早く帰れたのは初めてとのこと。帰って洗濯器を回す。 お疲れ。 水村美苗著 『母の遺産―新聞小説』 を読了。本屋に立ち寄ったら、新刊コーナーに水村美苗の新しい小説があったので思わず購入。読売新聞で連載していたらしい。そんなことは全然知らなかった。 帯には、 「親の介護、姉妹の確執...離婚を迷う女は一人旅へ。『本格小説』 『日本語が亡びるとき』 の著者が、自身の体験を交えて描く待望の最新長篇」 とある。 「え、離婚するの?」、とあえて思わせる文だが、どこまでが「自身の体験」なのか不明。 目次には、「女とのGメール」、「哲夫の火遊び」、などのタイトルが並び、夫の浮気が原因で主人公の美津紀が離婚を考えるような展開らしい。 実際に読んだところでは、3年位前の日経の文化面で、彼女が亡くなった母親について書いていた内容とかなり重なり、この辺は事実に近いと思われる。小説中の美津紀・奈津紀は、『私小説―from left to right』を読んでいるとわかるが、美苗・奈苗姉妹だ。水村美苗さんの夫は、東大経済学部名誉教授の岩井克人氏で、主人公の夫の哲夫も大学教授という設定。実際は「潔白」なのに、不貞をはたらいたようには描かないだろうなあ...小説家的手段による復讐なのかなあ、と勝手に思ってしまった。ちがっていたらすみません。 一番最後の方で、東日本大震災が話の中に出てくる。
ほんの一言だが、新聞小説として連載しているからには、言及しないわけにはいかなかったのだろう。2011年4月2日までの連載であったとのこと。 新聞小説なので話の展開のテンポがよく、飽きさせない。副題の「新聞小説」は読売での連載に限らず、彼女の祖母が夢中になった尾崎紅葉『金色夜叉』から続く、女の意識を変えさせるような小説をも意味しているようだが、そこはちょっとしっくりきていなかったような気がする。 ![]() 人工皮革のでもよかったのだが、ちょうどよさそうなアッパーに天然皮革使用のモデルが半額以下になっていたのでこれにした。 アディダス アディパワープレデターの日本人向けモデル。adipower Predator はカカや槙野も使っているそうで。「プレデター」シリーズ最軽量の約254g。 ハードグラウンド、ロングパイル人工芝、天然芝いずれにも対応の「MG + アウトソール」。 外側と内側のストライプの色がなんかちがうと思ったら、内側はラバーで、「ボールの吸着性を高め、トラップの精度を高めるスモールサークル」と、「ボールのキックのスピードを向上させるフィン」がついている。 猫に小判にならぬといいが。 サービスでマーキングしてくれるというので、背番号を入れてもらった。 自分の中に、こんなものがあったとは。サッカーをやっていて、実戦形式になると、勝手にスイッチが入る。戦闘モードに切り替わるとでもいうか。いや、サッカーに限らず、バスケットをやっていた頃もそうだった。身近な証言者によると(?)、「この子は、なんでこんなにムキになってディフェンスしてくるんだ?」と思っていたらしい。特に、男子に混じっての試合では「ガツガツ」ぶりが顕著になる。単に、一生懸命やっているつもりでいたのだが... この間、シャルケの内田篤人選手が出ている「情熱大陸」を見た。彼を引き立ててくれていた監督が解任され、故障も重なり、新しい監督になってベンチ入りすらできない苦悩の日々を過ごす姿。彼が、「ドイツでは、普段の練習でも削り合いになる」と言っているのを聞いて、ん?もしかして、私もドイツ人と同類か...?とはたと気付く。そういえば、以前日テレGoing!というスポーツ番組で「ザックJAPAN食事会」と称してヨーロッパでプレーしている日本人選手(ケルンの槙野智章、シャルケの内田篤人、フィテッセの安田理大、VVVフェンロの吉田麻也とカレン・ロバート)の座談会をやっていたのを見たときも、「日本と一番ちがうところは、スイッチ入ったときの激しさ。普通の練習がポゼッションになったら一気に切り替わって、球際が激しい」という話が出ていたっけ。 私も、まさに「スイッチが入る」という感じだ。ということは、子どもの頃イギリスにいたせいで、知らぬ間にこんな気質を身につけていたのだろうか。だが、どこから来ているのか、さっぱりわからない。当時サッカーはおろか、競技スポーツなどほとんどやった記憶はない。イギリスやヨーロッパの大地に闘争心を育むものがあるのか?文化にあるのか?向こうの人々の間で過ごすうちに影響されるのか? これは、試合ではひとつの武器になるだろう。 練習では、特に日本人から見たら「今はそういう練習じゃないのに...」と、空気が読めない人に思われてしまいがち。 内なる「イングランド魂」に気付いたあと。練習で、コーチから「単なる肉弾戦にならないように」(すみません、私のことですね?)と指示があったので、スイッチが入らないように頑張ってみた。自分にうそをついているようで、少し違和感がある。ボールを奪われると、「ちっ!」とつい発動しそうになってしまうが... ヨーロッパに比べ、日本の選手にはハングリーさがないなどとよく言われる。でも、そういうのとはちょっとちがう気がする。削り合いになるのは、もう本能というか、犬が用を足した後、アスファルトの上でも後ろ足で砂をかけるしぐさをしてしまうようなものに近いかと... せっかく授かったモノ。刃は鈍らせたくない。サッカーをやるうえで自分の強みにできたら。
天王山の戦いが終わった。
引き分け以上が目標で、それは達成できたのでチームとしてはよかった。 ただ個人的には、スタメン出場したものの、全く納得できないプレー内容であった。 ゴールがあまりにも遠い... チームメイトに、「わかってないな、こいつ」、とストレスを感じさせてしまっている。 試合前はめちゃめちゃ気合を入れ、禁酒はもちろん、初めてカーボローディングというものにも挑戦。 お勉強&気分を高めるために、毎日欧州サッカーの試合の録画を見た。 コンディションは体・メンタルともに最高の状態に持っていけた。まあ、ちょっとリラックスし過ぎた状態で試合に入ってしまったかもしれない。程よい緊張感をもう少し保ちたかったかなあ。 当日は、応援が大勢来てくれて嬉しいやら恥ずかしいやら。 試合後は居酒屋で祝賀会。 観戦していた人たちから、いろいろとプレーについてご指摘を受ける。自分でよくなかったのはわかるものの、どこがどう悪いのかいまいち理解できていないので、言ってもらえるのは大変ありがたい。 ちと凹むが。 二日ほど、どーんと落ち込む。眠れないくらい悔しい。 悶々としたまま、チームの練習ではないサッカーに行く。ちょっと難しい練習をやった。参加者はほとんどみんなできない。それは、今までそういう風に見る目や頭の習慣ができていないからで、トレーニングを重ねるにつれてそういう目や頭の回路を作っていってできるようになってくる、との説明があった。なるほど。やっているうちに慣れてきて、多少スムーズにできてくる。これが無意識レベルでできるようになるまでは、かなり時間を掛けなければ無理だろうが。 帰りにいろいろ考えながら、はたと気づいた。私が試合でそういった動きができないのもある意味当然だなと。頭の回路ができていないのだから。ない袖は振れないのだ。 そこでちょっと立ち直ってくる。 では、どうすればそれを身につけることができるのか?これができるようになれば、大げさに言えば新たな世界が広がるのではないかと思う。 フットボールは奥が深く、難しい。だから面白いのだろう。 フアン・カルロス・クベイロ/レオノール・ガジャルド 著『グアルディオラのサッカー哲学 ― FCバルセロナを世界一に導いた監督術』を読了。1月4日のテレビ東京ワールドビジネスサテライトの、有名人がおすすめの本を紹介するコーナー、「スミスの本棚」でガンバ大阪の遠藤保仁選手が推薦していたもの。さっそくネット書店で頼んだものの、注文が殺到したのか届くまでだいぶかかった。 どうやら期待しすぎていたようで、思ったほど読み応えがなかったが、現在最強といわれているチームがどのような考えに基づいて作られているかを垣間見ることができた。 ただ、本の作りは不満。新書に収まるくらいの分量を、無理やり単行本にした感があり。余白が多く、タイトルの文字が大きすぎて、電車の中で読むのが恥ずかしい。まるで子供の本のよう... ![]() 本書から内容を抜粋: ・「成功は、何度失敗しても情熱を失わない者だけにやってくる」 ウィンストン・チャーチル 「・近年、選手の要素の中でも心理やメンタル部分は、サッカーにおける本質に匹敵するほど、重要性が高まっている。明らかにレベルやフィジカル、テクニック面で勝っているチームが、格下相手に足元をすくわれることは決して珍しくない。その理由はただ一つ。(ほかが劣っていても)メンタル面で、相手以上の力を引き出すことに成功しているからだ。また、いいFWには安定した得点力があるが、それは自分に自信があるかで左右される。メンタルを鍛え、常にゴールチャンスを逃さない集中力を持っていれば、それだけゴールを奪う確率が高くなり、得点に対する安定感が増す。言い換えれば、技術や戦術ではなく、メンタルによってプレイの生産性が大きく増すということだ、FWにとっては、これほど大切なことはないかもしれない。技術があっても、その瞬間に集中しなければ、ゴールは奪えないからだ」 レアルの中盤、エステバン・グラネーロ(ちなみに心理学専攻) ・「謙虚さこそ、人としてもサッカー選手としても、成長のために不可欠な要素だと思う」 FW ボージャン アーセン・ベンゲル著 『勝者のエスプリ』を読了。その前の『ベンゲル・ノート』で名古屋グランパスのプレーヤー側の中西氏の視点を読んでいたため、こちらの本では監督としてのベンゲル氏が考えていたことがわかって興味深い。本書より内容抜粋: ・日本でプレーしている、特に一流といわれる外国人選手は、自分は好きなようにやればいいんだと思うのはある意味いたしかたないが、チームにも本人にとっても大きな損失。 ・選手にACミランのビデオを見せたことがあった。コピーさせたいからではなく、偉大なチームの偉大な選手たちが、いかにチームのために働いているか、いかにチームに貢献しようとしているかを教えるため。 ・現代のサッカーにおいて、体力面の占める比重は極めて高い。 ・専門家と5年に渡って行った研究では、選手のモチベーションの基礎は17歳から18歳で形成され、その後のキャリアにおいても安定して持続される。他のスポーツでも同様。 ・サッカーに限らず、レベルの高いスポーツで成功するための条件は、古代ギリシャ人が理想としたものと相通じているのではないか ― 完璧といっていいまでの健全な肉体と健全な精神を持っているかどうか。 ・私にとってレベルの高い選手とは、技術・戦術・肉体・モチベーションなど、必要とされているクオリティーの中でいくつかができるだけ高いレベルの達している選手、少なくとも一つは他より秀でている選手、そしてさらに平均でレベル以上に達している選手。 ・日本の選手はトレーニングに挑む心構え、姿勢において際立ったものがある。精神的に、自分が進歩、向上するためなら何もかも全面的に受け入れようという体制が整っている。ヨーロッパでは、ある年齢に達すると自分自身に諦めてしまうとことがある。 ・なかでも驚いたのが、試合後自分たちのプレーについてすすんで話し合おうとすること。これは進歩を促す重要な要素で、率直な議論を続けた結果、わずかな時間で信じられない進歩を見せたものがいた。こうした協力関係を成立させるのは、もはやフランスでは不可能だとさえいえる。 ・日本人選手はイニシアチブをとるのが苦手。自分で答えを見つけさせるようにしむけると、指示がはっきりししていないと受け止め、戸惑いを見せる。 ・ヨーロッパでは、選手が一度でもスター気取りをするようになると、本来の道に戻るまでかなりの時間を要するが、日本では表面的に燃え上がるのも早いが、そこから覚めるのも早い。これは、日本のチームの多くが安定性に欠けている理由の一つではないか。 ・ヨーロッパのプレス(報道)は、選手を称賛もすれば、乱暴に叩くこともあり、二つの機能を果たしている。日本のプレスは一つの機能しかない。オープンに欠点は語らず、チームのいい面しか書かない。 ・サッカーでは基本的なテクニックを身につけることも大事だが、シチュエーションに応じた動き、つまり自分を阻止しようとする力に応じた動きを身につけていかなければならない。しかも敵と接触する前に抵抗する体制を整えておかなければならない。こうした反射神経は若いころから身につけなければならない種類のもの。若い選手が相手から離れた位置でトレーニングを積んでしまうと、のちのち大きなハンディになる。 ・プロサッカー選手に要求されるクオリティーのなかで、唯一戦術だけは監督が問題の解決方法を教えてあげれば十分に向上させることができる。 ・選手とは、自分が体験したシチュエーションの記憶、自分で出した答えの記憶をたよりに向上していくものだ。 ・サッカーに必要な身体的資質の基礎、動きのスピードは16~18歳ではなく、12~14歳で最も伸びるもの。動きのスピードを身につけるのであれば中学時代のこの時期は外せない。 ・日本のサッカー界を見てきて、時には問題そのものを問題として受け取っていないような歯がゆさを感じることがあった。何かが欠如していると感じることがなければ、なぜという疑問も生まれない。疑問が生まれてこなければ、誰も答えなど探ろうとしないだろう。日本には、国際的なレベルから隔離されているということで説明がついてしまうことも多くある。 中西哲生・戸塚啓著 『ベンゲル・ノート』を読了。スポーツキャスターの中西氏が名古屋グランパスの選手時代に、ベンゲル監督のトレーニング・メニューやミーティングでの指示を記録していたノートをベースにした本。アーセン・ベンゲルは現在イングランド・プレミアリーグ、アーセナルの監督。 第3章のスポーツライター戸塚啓氏によるアーセナル・クラブハウスの見聞記がなかなか興味深い。 内容抜粋: ・受付から奥は「土足禁止」のジャパニーズスタイル ・トップチームのロッカーは一人ずつ区切られたオープンなスペース、リザーブチームは鍵なしの扉付きロッカー、ユースは鍵付き。選手に、上に行くにしたがって生じる自立と責任、信頼関係を自覚させる。トップとユースでは使えるスペースや階段までが別で、厳然とした区別をつけている。 ・グラウンドの下にヒーターが通してあり、霜が降りてもすぐに溶かせる。 ・午前中のレストランには紅茶とコーヒー、スティックタイプのクッキーが用意されているが、ベンゲルの指示で軽食やフレッシュジュースは出さない。バナナは食物繊維が多く、運動前に摂取すると腸の中にガスが溜まりやすくなるため練習や試合の前には出さない。 ・昼食時の水分は紅茶・コーヒー以外は常温のミネラルウォーターのみで、夏は3リットル、冬は2リットル摂取することになっている。 ・オレンジジュースは酸味が強いため、胃酸過多になり胸焼けの原因になることもあるので出さない。牛乳も運動前には適していないので、キックオフの3時間前の軽食には出ない。 ・味付けは基本的に薄めで、試合日に向けて少しずつ薄くなっていく。 ・サッカー選手などのアスリートは1回の食事量が多いので、必然的に塩分が多くなる傾向がある。これを続けると、20代後半くらいから高血圧の兆候が出てくる場合があるので、味付けには細心の注意が必要。 ・試合中やウォームアップ中にガムを噛むのは低血糖症になりやすいので危険。 ・試合当日(試合前)は、素早さを失わないため風呂には入らない。 ・セックスは、試合前日は1回はいいが、2回は良くない。試合当日に必要な集中力とアグレッシブさを失うことにつながるので。 佐々木正人著『知覚はおわらない ― アフォーダンスへの招待』を読了。"The Body Has a Mind of Its Own"を読み終えて、その延長線上のものが何か読みたいと思い、本棚の本を思い浮かべる。ああ、あれかな...ひっぱり出してきてぱらぱら見る。だいぶ前に無印良品の有楽町店でビビビときて買ったもの。スポーツに関する話もあり、なかなか興味深い内容。 目次 "The Body Has a Mind of Its Own: How Body Maps in Your Brain Help You Do (Almost) Everything Better" by Sandra Blakeslee & Matthew Blakeslee のペーパーバックを読了。日本語訳は、『脳の中の身体地図―ボディ・マップのおかげで、たいていのことがうまくいくわけ』サンドラ・ブレイクスリー/マシュー・ブレイクスリー著が出ている。 ![]() 去年の暮れに、夢中になって読んだ。同じ苗字の二人の共著なので夫婦かと思ったら、サイエンスライターの母と息子。ニューヨークタイムズにも寄稿する母のサンドラ・ブレイクスリーは、ラマチャンドランの『脳のなかの幽霊』の共著者であった。全然知らずに読んでいた。 日本語版目次: 1章 身体の曼荼羅 ●どこもかしこもマップ、マップ 2章 脳の中の小人 ●あなたの男性のシンボルが自分で思うほど大きくないわけ 3章 ボディ・マップの決闘 ●減量に成功しても太っていると思うわけ 4章 脳も運動中 ●メンタル・トレーニングが良く効くわけ 5章 狂った可塑性 ●スポーツや音楽の達人がうまくいかなくなるわけ 6章 壊れたボディ・マップ ●博士が手を下ろしていられなかったわけ 7章 身体を包むシャボン玉 ●オーラが見えたり、体外離脱したりするわけ 8章 サルからサイボーグへ ●ビデオ・ゲームにはまるわけ 9章 鏡よ、鏡 ●あくびがうつるわけ 10章 心と身体が交わる場所 ●痛みが気分次第で変わるわけ あとがき ●「私」とは錯覚なのか? コラム 脂肪と脳 ― 体型と文化・・鼻がピノキオのように伸びる! 口に小石を詰め込んだ雄弁家 ― 盲目の画家は見ている 腕が散歩に行っている ― リハビリからポルノまで ― 直感細胞と食べ物 ほか 興味を引いた内容: ・体あっての脳。人工知能から真に知的なものは生まれない。 ・痩せているが、以前は太っていた人はまだ「太った人のボディーランゲージ」をまとっているので見分けがつくことが多い。肩が前に出、頭が下向き、足が少し開いているなど。 ・身体醜形障害(body dysmorphic disorder、BDD)の人は、自分の体のある部分がとても醜いという思いにとらわれ、それが常に頭を離れなず、整形する人も多い。マイケル・ジャクソンがいい例。拒食症(anorexia)や、その逆で男性がなるbigorexia(ムキムキに鍛えても自分の体が貧弱だと思い込む)の人たちは、自分の思い込みと、目や体からの情報入力がマッチしていない。おそらく脳内のボディマップに異常があるのではないか。 ・・・・まだまだあるのだが、続きは余力があるときに。 自分が膝が痛くなったりでトレーニングできない時でも、この本で、「5日分のイメージトレーニング(実際にできる動作を、頭の中で再現)」は「実際の運動3日分」に相当、しかも、「イメージトレーニング5日+実際の運動1日」は実際の運動5日と同等の効果がある(パスカル・レオーネの実験)と読み、とても励みになった。しかも、本文中のこのパラグラフのしめは、"And it's gentler on the knees."。 ちょうどサッカーの動きの習得に取り組んでいることもあって、何ともタイムリーな読書であった。
|
カテゴリ
ブログパーツ
最新のトラックバック
検索
以前の記事
2012年 05月
2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 Links
タグ
ファン
|